naruの日記

いい記事を書きます。あと、日記ではないです。

金融リテラシー入門:序章

このシリーズ記事の概要は次の記事を参照されたい。
politeness.hatenadiary.com
上の記事の内容をかいつまんで述べると、
「『金融リテラシー入門』という本の要点をまとめて記事にすることで自身の学びを深め、さらには内容の共有により読者の金融リテラシーの向上にもつなげたい」
ということである。
ただ、本の内容をそのままにまとめるのでは完全に著作権法に触れそうなので、読んだ感想というか「あぁ、なんか大事だったな」という気持ちをここにしたためたいと思う。
なんとか見逃していただきたい。非常に良い本です。

この章の大事な3ポイント

  • 金融リテラシーとは「金融商品やサービスを利用するのに必要な金融と経済に関する知識・判断力」のこと。
  • 金融商品は「間接金融型」「直接金融型」などに分類でき、安全性(リスク)と利益の大きさ(リターン)がそれぞれ異なる。
  • 金融商品のリスク・リターンを知り、各人に合った商品の選択をするべし。

この章を読んで良かった点

そもそもこの本を手に取ろうと考えた理由は、この本を手に取った95%の人と同じ理由で「なんか投資とか始めたいけど何も知らん現状怖ぇ〜♨️」と思っていたからである。

特に株式だの債権だの投資信託だの、どの商品にどんな利益があり、どんなリスクがあるのかというような事を知りたいと考えていた。

その点でこの章を読むとそれぞれが大まかにどんなものかということは理解することができ、良かった。

もちろん投資を行う際に商品の全てを理解する必要があるとは考えていないし、「まず投資を初めて見ることが一番勉強になるぜ」みたいな意見も全くもって正しいとは思う。
ただ、各商品について大まかな理解を得たことで投資への「得体の知れなさ」がある程度解消され、例えば「株とかはなんとなくわかるし買ってもいいけど、年金とか知らんからやらんやらん」みたいな食わず嫌いをする気持ちはなくなった。
(少なくともこの章を読む前と比べると)自身の目的にあった金融商品を冷静に選択できるようになったのではないかと考える。

この章で身についた知識

金融商品は、大まかには「間接金融型」と「直接金融型」と「その中間」に分けることができる。

間接金融型の商品には「預貯金」「保険」など、直接金融型の商品には「債権」「株式」など、その中間の商品としては「投資信託」がある。

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(a) 間接金融、(b) 直接金融

金融商品における原則に、「リスク(期待収益率から外れる可能性)とリターン(期待収益率)はトレードオフである」ことがある。

上にあげた間接金融型の商品はは安全性が高い一方、得られる利益は小さい。反対に直接金融型の商品は安全性は低めである一方、得られる利益も大きめとなる。

その原則を踏まえた上で、各商品について大事だなぁと沁みた点を簡単に挙げると、


預貯金
定期利息+元本が保証される。つまり一番安全。

保険
何か起こった時の対応により2種類存在し、「保障型商品」と「貯蓄型商品」がある。

債権
債権の持ち主は、固定金利の定期的な利息+満期日の元本を利益として受け取る。株式と比べて安全。

株式
株式の持ち主(株式)企業業績に応じた配当金が利益。債権より安全じゃない。

投資信託
投資家の資金をまとめたファンドにより運用会社が投資を行うシステム。運用会社による投資・運用収益が分配され投資家の利益となる。各営業日ごとに取引価格が一つ固定されているのが一般的だが、刻々と価格が変化する上場投資信託ETF)と言う商品もある。


とまとめられる。

また、金融商品を選択する際も「君に決めた!」方式ではなく、幅広く長い時間をかけて分散投資長期投資を行うことがリスクを減らすために大事であるらしい。
ここらへんの話についてはもうちょっと理論的な話も気になるっすね。



とりあえず、序章のまとめはこんなとこで。著作権を気にしすぎたせいで凪みたいな記事になっちゃった👶